<弘道館>

  

  

  

弘道館わきの三ノ丸小学校校歌

  第1章
我らが人の道わくる 学(マナビ)の庭は芳はしき
名も世に高く聞こえたる 弘道館の梅林
  第2章
七百年の冬ごもり よろずの草木に先だちて
世に春風をいざないし 花の林はこのはやし
  第3章
我らはここに学ぶ身ぞ 林の梅にかんがみて
嵐をしのぎ雪にたえ 芳はしき名を世に立てむ

 第2章の始めの、「七百年の冬ごもり」は七
百年にわたる武家政治を打破し、王政復古―明
治維新という日本の歴史の春を誘導した力こ
そ、水戸藩の学問すなわち水戸学であると
言っているのです。 
 義公(水戸光圀)が「伯夷伝(はくいでん)」に
感動する事で始まった『大日本史』の編さん
は、明治39年のなんと250年後に完成する
のです。
 その水戸藩の修史事業は、近世の学問の発
達に大変大きな影響を与えました。
 参考;「水戸学の達成と展開」(名越時正著) 錦正社刊

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